傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】





「全て、終わらせるから。結婚も」





「そんな…!」





「別に、相手も知ってるし。俺の中には百合しかいないってことが。」






え…と言って黙る百合。




顔を覗くが暗いせいか、顔ははっきりとは見えないけど…




「百合、顔熱い」




両手で頬を包み込むと熱が手から伝わってきた。




フッと笑ったら百合に怒られた。





あぁ、やばい。




ドクンドクンと脈が早くなる。




「百合…待っててくれる?」





小さな声でうん、と言ったのがわかった。