傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】






「はあ、まだ分かんねえの?散れって言ってんだよ。アイツはお前に会っても喜ばない。」








「それは、俺がもう一」







「理由分かってんならここに来んじゃねえ。」





奴は俺を睨みつけた。





奴の殺気が殺し屋だということを示していた。





「俺は、百合に会う。」






「それが、どんな姿でも?アイツを苦しめるてしても?」



それは真一にも忠告を受けた。




それでも俺は、百合と会いたい。






「なぜ百合にそこまで執着する?お前はもう守るやつを作ったんだろう?」







そんなの決まっている。





「百合を愛しているからだ。」






「っは。アイツもとんだ馬鹿に好かれたなあ。」




クククと笑う鳩。