傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】






百「…やります。」





そう言って掃除をし始めてもお母さんの口から罵倒の言葉は止まらない。







雍「なんであんたが藤井組にいるのかしらね。」





とか





雍「まさか、あんたを引き取るなんて堕ちたわねえ藤井組も。」





とか




雍「ここ、忘れてるわ。藤井組で何を学んでいるのかしら?ただの仲良しこよし~なわけ、ないわよねえ?」







百歩譲ってあたしを罵るのは全然良いとしても玲真とか藤井組の人たちを罵るのは許せない。








自然に動かしている手に力が入った。








百「…子供みたい」








雍「は?」






ぼそっと言ったつもりでも地獄耳のお母さんには聞こえてたらしい。