傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】



玲真の容態を確認したところで、俺らはICUから出て病院の屋上に来ていた。





玲真は明日、容態が安定したら個室にうつるらしい。




永「流星…俺、間違ったことした?」





フェンスに体を預け、俺を見た永太。






流「さぁ…」






永太からの視線が痛くて俺は目を逸らした。





どっちにしても、結果は同じっていうか…。






永「すまん、俺にはあれしか方法が思いつかなかったわ」







流「それは俺も同じだし、謝ることは無い。俺らが何とかすればいいだろ」






そう、なんとか。







永「で、情報は集まったん?」






流「まあ、なんとか」







能鷹のおかげでだけど。







永「なら、日ぃ決めて調整するわ。俺もそろそろ退院やし。」






流「あぁ、頼む。」






永「おう!」




ニカッと笑った永太。




こんなに笑った顔は久しぶりに見た気がした。





流星sideend