傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】




俺が病院に着くと、ICUの扉の前に永太がいて中に誘導してくれた。





玲真のベッドの周りには永太や誠人さん、麗華さんらがいた。





流「玲真…」





玲真は目を開けているものの酸素マスクはまだ付けたままだった。






意識が安定してないからだろう。





玲「ゆ、り…」







弱々しい声だった。







麗「さっきからこの調子なの…。」






誠人さんに肩を抱かれ、涙を流しながら麗華さんが言った。






この状況で、百合ちゃんのことを言っていいのだろうか。





いや…俺は…。







永「玲真!百合ちゃんなら大丈夫や!安心し?なあ?流星?」




永太に話を振られドキッとした。





流「あ、あぁ。だから、早く身体を治せ」







若に嘘をついた。