傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】





鳩「良いだろう、契約成立だ。俺は誰の味方でもない殺し屋…鳩。裏の名は…能鷹-no-you-。世の中では鳩と能鷹は別人だから…今は鳩じゃねえよ。」











…能鷹。






脳ある鷹は爪を隠す。






そのままじゃねえか。






多分、裏の名というのは情報参謀のことだろう。







流「誰の味方でもない…ね」








鳩「それが俺のポリシーだ」






流「じゃあ何故、柏木組にいるんだよ」







ポリシーに反してるじゃねえか。






鳩「どこかに所属しても根本は変わりねぇよ。」







根本…てことは名だけ所属して裏切りの可能性あり。ってことか。








情報参謀なら、百合ちゃんのことも分かるはず。







流「最後にひとつ…」







最後に一つだけ教えて欲しい、と最後まで言えなかった。






もう鳩…否、能鷹の姿はなかったから。