傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】





鷹「それもそれで面白いがなあー、違うんだよなあ」






流「じゃあなんだよ」








鷹「おびき出すんだよ、面白いだろう?」







おびき出す?





流「あんたのお遊びはつくづく狂ってんなって思うよ」









鷹「まあ、目当てがいないならもうここにいる意味ねえし。行くぞ。」




そう言って、俺の横を通り過ぎる柏木鷹と鳩。





流「この、けが人どうしてくれんの?」






俺は振り返ってそういった。







鷹「いつも通り、だりいヤツらだったよ」






クククと笑いながら出ていった二人。







流「…答えになってねえよ」





この屋敷に残ったのは、俺と数百人のけが人。






この数百人、いつ運び終わるっつうんだよ。








一応救急車を呼んで一人一人安否確認したが、怪我が重いヤツらはそれほど居なく、アイツらがほんとに潰しに来たのではないのだと感じた。