傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】






なんでお母さんが目を開かせる理由なんてあたしが知るはずがない。






鷹「お前、ここをどこだか分かるか?」








百「柏木…組」









鷹「そうだよ、俺はなあ、それのトップ。俺が命令すれば屋敷全員動くんだよ。分かるか?その意味」






その意味……。






貴方が合図さえすればあたしは殺されるってことでしょう?






百「そんなの…分からなかったら今いない」






鷹「まあ…目的は果たされたから俺らにとっては連れ出す手間が省けたわ」






百「…え?」






男の人が合図すると周りのドアから沢山の組員の人が。







そしてあっという間にあたしはその人達に捕まれ身動き取れなくなってしまった。







鷹「ククク、お前がここに来たこと…後悔するだろうなあ?地獄を見せてやるよ」






男の人があたしの目の前に立ち、思いっきり腹を蹴られた。






百「ッッゲホッゲホゲホ」







痛い…。






今まで黙っていたあのお母さんがあたしの前に立ってこう言った。







雍「藤井組の玲真のことを助けたいんでしょう?なら、あたし達のいうこと、聞いてもらわなきゃ…ねえ?貴方」







肩に手を置いたお母さんはあたしを見てニヤっと笑ったのをあたしは逃さなかった。






これで、いいんだよね?





あたし…。





百合sideend