じゅんちゃんはわたしに刃物を向けた




「じゅんちゃっ

やめっ、やめてっ




なんでもっなんでもするからっ


じゅんちゃんっ」








じゅんちゃんの目は


もう元のじゅんちゃんの目とはかけはなれたような目をしていた


じゅんちゃんじゃないような



ううん


じゅんちゃんじゃなかった







もう、殺されるんだ