『そうだね。……どういった点にしろ、自分たちと違うもの、劣っていると思っても、
まあ優れていると思っても、そういうものがあるヤツは妬まれる』
『そして、排除しようとするの』
俯いた苺花が続ける。
『自分たちと同じ位じゃないと嫌なのかな……あたしはもそういうの、あるよ。
ぼんやりとしか言葉に出来ないけど……。
だから女の子は自分を周囲と同じ位置に立たせようとする。
優れているところがあったら、それを劣っているようにおどけて、劣っているところがあったら、それは周りを安心させる材料にする。
ごめんなさい、涼音』
苺花は床に額をつけて、謝った。



