「………」 麗音は場所を離れることを望んだ。 空緒は、場所を変えると言った。 麗音が家を出ることを決めていた中に、兄の邪魔にならないため、という理由があることを涼音は聞いた。 麗音を護ることに空緒の意識を遣わせてしまい、本来出来ることをないがしろにさせてしまうのは嫌だ。 だったら自分はその場を離れて出来ることをしたい。