「知っていると言うか、あれは若月梨麻。私の叔母です」 「あと、三歳の息子がいて離婚歴あり」 空緒が示したのは、図書館でパートタイム職員をしている梨麻だった。 びっくり以外の反応が出来ない。 二人の話したことを取り込むように、空緒は何度も瞬きをした。 「りまさん? で、涼音さんの叔母さん? なの?」 「です。申し訳ない……」