テーブルに額がくっつくほど頭を下げるって、この前も思ったが低姿勢すぎやしないだろうか。 「あの、あまり人目があるところでそこまでされるとこっちが恥ずかしいんですが……」 「えっ、あ、すみません……」 空緒は上体を戻し、気恥ずかしいのか頬を染めた。 「……麗音、いいヤツですよね」 「ほんとですかっ? ありがとうございますっ。 兄の僕が言うのも難ですけど、本当にいい子なんです。 頭いいし、あんな家で育ったのにひねくれていなくて」