月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】



「ふんっ。そんなのもう時効だ」



「時効だったらもう罪は問えないよ」



「!!」
 



……じいさまは腕一本で生きて来たので、設計に関係する理系は強いが国語方面は弱かった。




「そ、それより涼音。お前もこいつを入れたのか」



「用事あるって言うから、話聞くくらいはしていいでしょ」



「私が……………………」
 



景周、ボキャブラリー負け。



口を半開きにして言葉をなくしてしまった。



じとっと湿った目線にも負かされた。