月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】



「……次は、謝りに来る」



「うん?」



「景周師匠に。……今はまだ破門されたときの恐怖が甦って景周師匠の前に立てる気がしねえ……!」



「あー」
 


今にも脂汗をかきそうな多透だった。



あの折はかなりキツメにお灸を据えられたから……。




「あ、あと、試合で涼音んおとこも若月んとこも、当たるときは勝ちに行くからな!」



「ああ」