「いや、相応以上の罰をいっとから受けたみたいだから。……ほんとに顔形変わらなかった?」 「妖怪みたいに真っ赤に腫れ上がった」 その顔のままでは涼音に余計な心肺させると思って……小さく呟いた。 「………いっと。加減しろよ」 「悪かったのは俺だから」 「うん――そう理解してるならいいけど」 ただ、過剰にはやりすぎないように今度逢ったら注意しないと。 門口で多透が足を停めた。