月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】



「そうだよ」



「付き合ってないの?」



「……いーかげん、それ疲れた」
 



ぐで、とローテーブルに突っ伏す。




「何でみんな私と麗音を付き合わせたいんだろうねー」



「付き合わせたいってゆうか、まるっきり付き合ってるようにしか見えなかった」



「そうなのか?」




「無自覚なのか?」
 


多透は訝しげに涼音を見る。


涼音は唸る。