月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】



だがそれは空緒に干渉しなければならない。



麗音は、涼音が自分の家族に近づくことは嫌だとはっきり言った。




『みんな性格悪い。うちになんて来たら涼音、絶対嫌な思いする。

……俺が涼音ん家ばかり行ってて申し訳ないけど、涼音には……こっちには、来てほしくない。

涼音が嫌な思いするのは、俺が嫌』




(それでも、最悪乗り込む)
 



カチリ、とシャーペンの芯を出し、先を机にあて押し戻す。