「! り、涼音……今気づいたんだけど……」 「ん? 何?」 「この、……この場合、漣理論は適用されないのだろうか……」 「……あ」 「何? さざなみ理論て」 一叶が涼音に訊く。 「漣って、麗音の友達。漣が言ったことで、えーっと、 私と麗音が友達だから、麗音と友達である漣は、つまり私とも友達だという無理矢理理論」