月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】



ほわほわではなく、狼狽えている麗音を元気づけようとしたが、涼音の読みは違ったようだ。



「じゃなくて……俺もリオコンかもしれない……」



「「はっ?」」
 



涼音と一叶の頓狂声が揃った。




「……俺も春野に、あんな感じで怒鳴ったことがあるような気がする……」
 



涼音は思い返した。




「あ、あー」
 




麗音と友達になったその日のことか。