月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】



「違うよ。同中の奴らと一緒。……涼音は? まさか二人?」



「うん? 二人だよ」
 



涼音が頷いた瞬間、多透が頭を抱えた。




「うわーっ! てめえ若月!」



「麗音でいいよ。涼音とかぶ」
「涼音とか呼びすててんじゃねえよ! 涼音は俺らの涼音なんだよ! 

ちょっとバスケ上手くてイケメンだからって調子のるなよ!」



「馬鹿者か! 何叫んでんだお前は!」