「何? お前ら。今日は涼音と二人で遊ぶ日だから――お前ら邪魔」 まだ後ろから抱き着かれていて、声は頭の上から聞こえて来る。 途端に二人揃って蒼い顔して逃げて行ったので、麗音は怖い顔でもしたのだろうか。 「あー、ごめんね、麗音。ありがとう」 上向くと、麗音はむすっとした顔で涼音に抱き付いたままでいる。