「申し訳ないけど、今日は友達と二人だけで遊ぶ約束なので。失礼」 「えー、ちょっとちょっと」 「……いっ!」 (え?) 片方の男の腕が涼音の手に触れようとした――そして遠いところで、聞き覚えのある声が聞こえた気がして―― 「涼音―、遅いー」