月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】



いやいや、多分あなたらより年下ですよ? 



と言おうとしたところに、もう一人の青年に気づいた。



こちらも似たような年恰好だ。




「もしかして友達と来てるの? だったら四人で遊ぼうよ」
 


涼音の手元を見ている。



手にする飲みのもの数から判断したのだろうか。




「あ、友達いますけど……」
 



麗音と一緒に四人で? ……ものすごく変な絵面だ。



そして麗音は、今日は二人きりでと念を押していたから――