月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】



「………」
 


真っ直ぐな瞳は、太陽の光を取り込んで輝く。



麗音は逃げたいほど強い光を受けて、それでも逃げられない。





(りお)
 



同じ日に、全く違うけれど闇の淵を歩いていたみたいだと、思っていた。
 



今の涼音は光を背に立っている。



光に背を向けて、麗音と正面から向き合い、麗音に光を見せてくれている。