月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】



「一叶と多透って……」



「二人ともじいさまに柔道習いに来てたんだ」
 



麗音の席は涼音の隣。



お箸を並べ終わった涼音が座布団に腰を下ろす。




「中学で離れて、いっとは昔からやってた剣道部に入って、タスクはバスケ部。

タスクとはたまに試合会場で顔合わせるよ」



「えっ、じゃあ俺も今度逢いたい」



「いいけど……大丈夫?」



「何で?」