+++ 「麗音大丈夫っ⁉ やっぱやったかクソジジイ!」 「はん。まだまだだな」 ぼろっとなって母屋へやってきた麗音を見て、涼音は景周に摑みかかった。 「……何か麗音、嬉しそうじゃない?」 祖父を締め上げるのも限界があるので、手を離す。 たぶんコテンパンに投げられまくっただろうに、顔が緩んでいる。 え、麗音っていたぶられて喜ぶタイプなの? 「嬉しいことがあったからなあ」 涼音を見て、更ににこにこする。 涼音は息を呑んだ。 ……っ。 これは麗音の友達として腹を括らねば……!