月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】


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「麗音大丈夫っ⁉ やっぱやったかクソジジイ!」



「はん。まだまだだな」
 


ぼろっとなって母屋へやってきた麗音を見て、涼音は景周に摑みかかった。




「……何か麗音、嬉しそうじゃない?」
 


祖父を締め上げるのも限界があるので、手を離す。
 


たぶんコテンパンに投げられまくっただろうに、顔が緩んでいる。



え、麗音っていたぶられて喜ぶタイプなの?




「嬉しいことがあったからなあ」
 



涼音を見て、更ににこにこする。



涼音は息を呑んだ。



……っ。




これは麗音の友達として腹を括らねば……!