麗音はその落ち込みおろおろと手を彷徨わせたが、景周はすぐに復活した。 さすが涼音の祖父だと思う。 気の持ちようが強い。 「安心出来んくらいの奴に涼音を任せた方がいいだろう。 涼音もお前が大事らしいしな」 愉快そうに笑う景周の快活さは、やはり涼音によく継がれていると思う。 「涼音は昔っから姉御肌でなあ、……なかなか同じ位置に、対等に見る子がいなかったんだ」 「……みたいですね」