月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】



「うん……。バスケ部」



「バスケ、すきじゃないのか?」
 


沈んだ涼音の声に、麗音は首を傾げる。



頼りない顔になる。




「辞めようかな、って」



「? 何で? ハブにでもされた?」



「……麗音、少しオブラートを覚えた方がいいよ」


 


涼音は膝を立てて顔を埋めた。





「……悪かった」