「ははっ、涼音ちゃんにべた惚れしてんなー」 「うっせえ! 涼音は俺の友達なんだよ!」 「あはははー、少しは自覚しねえと大変だぞー」 漣のからかいの意味もわかっていない麗音。 涼音は取りあえず麗音を退けた。 目立ってしょうがない。 「せっかく四人いるんだから、一緒に行こうよ。二対二出来るじゃん」 「あっ、確かに」 麗音がそこで納得したので、行き先もメンバーも即座に決定した。 さっきまで警戒していたことを、涼音も苺花もすっかり忘れて学校を出た。