話しながら歩いているとあっという間に家の前に着いてしまった。 「今日はありがとう!たのしかった。」 「こっちこそ。」 「じゃあ……。」 そういい家に入ろうとしたときだった。 「待って。」 呼ばれて振り返れば頬に触れる温かいもの。 え……? 触れたのは雄太くんの唇だ。 それと同時に開いた扉。 そこには七瀬くんがいて。 さっと離れた唇。 顔を上げた雄太くんの目は見開いていて……… 「なんで七瀬が…!?」 「は……?」 見つめ合う雄太くんと七瀬くん この状況はとてつもなくやばいです。