<完>孤独な姫さんは世界一の総長 上






・・無理に思い出すと、





紀優の負担がありすぎる。




それを今やろうとしている。




だが今の大輝の脳には1mmもそれはないだろう。





あの単細胞が。







俺は、大輝と紀優を助けに階段を上がり終わったときには、




既に遅かった。







倒れている紀優をオロオロしながら支えている大輝に一言言った。















「お前、馬鹿か?」










すると、キョトンとした顔をする大輝。




俺は、それを無視して、






「コノ単細胞が。お前の脳には拒絶したよ。あ、元からか。今から言う言葉をお前の脳にしっかり叩き込んどけ。いいな?


前、言ったよな?紀優を無理に思い出させると負担が大きくなるって。お前、今それをやったんだぞ?これで、紀優の記憶が戻ったらどうだ?あ”?今の紀優には楽しい事を思いだすとともに辛いことも思い出す。ということは、アノことを思い出す可能性が高まるということだ。それを踏まえて行動したのか?俺には、そう思えないが。今の紀優がアレを思い出すと多分姿をまたくらますぞ?いいのか?あ”?もっと先を考えて行動しろや」



と言った。


今、とても早口だったと思う。



一言で言ったから。




あ、一応読者さんに謝っとくね。




ゴメンね。



ズラズラと。



全て、俺に言わせた作者さん。



そして、これくらい言わないと反省しない大輝のせい。