<完>孤独な姫さんは世界一の総長 上







辰「・・え?」





直「幹部室に行きたいの?」




私はコクリと頷いた。




辰「・・・でも」




大「・・いいじゃん!!幹部室!!いこーぜ!!紀優」





北見大輝は私を引っ張って幹部室へと案内した。









紀「・・ここが幹部室」




目の前には幹部室と書かれているプレート。




ーーガチャ




扉が開くと豪華なソファーや冷蔵庫、テーブル、ゲームなどがあった。





大「・・ほら。入れよ」



幹部室一歩手前に突っ立ってる私に一言言った。




私は、幹部室に入った。





すると、






≪紀優~~!!おっそおい!また寄り道!?≫





≪紀優、今日鳴竜が攻めてくるから、ここをこーして..≫






≪紀優ゲームしよーぜ!≫





≪紀優、僕のお菓子たべたぁ~??≫






そう言われて微笑む私の映像が脳を過った。







・・ワタシハコウホホエムンダ。






ワタシノウシナッタキオクハコンナニタノシカッタンダ。






・・ドウシテ





・・コンナ





・・タノシイ





・・コトヲ






・・ワスレテタノカナ







・・ワタシハ、サイテイ?







≪キミは最低じゃない。皆の、光なんだよ≫








その瞬間、気が遠くなって・・倒れた。