それから、雑談をしてから私は、ある教室へ向かった。




ーーガラ



「「!?」」



皆、驚愕の顔をしている。


・・此処は、1ーA


紀「・・・先生。転校生はいますか?」



先「誰かね?キミは」



あ、フード被ってるから分かんないのは当たり前。



紀「・・・転校生。此処に出ろ」


ーーゾク



一気に教室の空気の温度が下がった。


先「・・じゅ・・授業中だぞ!!教室に戻らんか!!」



・・おっさんか・・。



見てみると、・・ハゲテル。見た目60代。・・定年しないんだ?



・・何時まで経っても出てこないので私は転校生を探すことにした。



・・あいつと・・あいつか。



私は、そいつらのもとへ歩いて行った。



紀「・・正直に言え。お前らが・・転校生か?」