<完>孤独な姫さんは世界一の総長 上




竜「・・なんで俺が・・」



美貌だからだろうな。



特に女嫌いは営業やばいな。



雁「んじゃ、屋上行くかー☆」



と言って、1人だけKYなヤツが言った。




カ「紀優もね~」




・・・行かないって言ったら腕つかんでくるのは目に見えてるので、


紀「・・うん」



と言うしかない。




ーーIN屋上



雁「ってかさぁ!!昨日の族って何だ??」



陸「・・・俺が、ハッキングできないってことは、俺の技術より上のヤツがその族を守ってるって事。」



涼「でもさぁ~、紀優と親しくなかった?」



・・・


陽「あ~!!そうかも~!!紀優の知ってる人なの?」



・・・・。


そして、皆の視線が私に集まる。


・・・なんていおう?


知ってる人だったっていうべき?知らないっていうべき?



結論、



紀「・・私の記憶上そう言う奴はいない。でも・・多分忘れているだけ。」



カ「それって・・・記憶喪失!?」



紀「・・・多分。私は自覚無いけど」



陸「だったら、聞いても知らないか~」


・・・族の名前なら知ってるけど・・・。


涼「顔も見えなかったしね~」



陸「・・せめて、族の名前さえ分かれば・・」




・・言った方がいい?



・・言わないほうがいい?



竜「ホントにしらねぇのか?」


・・・・。