<完>孤独な姫さんは世界一の総長 上





和「・・お前らそこらへんに適当に座れ。」





と言って、和義さんはある部屋へと紀優を抱えて入って行った。






ソファーに、座った。






あ、下っ端は帰らせたから。






下っ端は、念のために連れてきただけ。






和「・・座ったか」





どっこいっしょっと座った和義さん。その隣に咲哉さん。






大「(どっこいしょって・・おっさんじゃん)」





和「・・さぁて?どこから話せばいい?」





辰「そうですね・・紀優はここの生徒ですよね?いつから来たんですか??」






と浪駕副総長の慣れてない敬語で言う辰喜





和「・・・8月ぐらいかな」





凛「8月ねぇ~??結構最近だね??」






和「・・まぁな。」






辰「・・で、紀優は記憶喪失なのですか?」




和「・・そうらしい」






理事長の返答で皆黙った。





咲「俺らの推測では、あの事件後、何かあって記憶をなくし此処に来たということだ。」