<完>孤独な姫さんは世界一の総長 上





カキカキカキ







静かな教室の中でチョークの音だけが響く。





終わった。






ってか、書くの疲れた。






紀「これでいいのね」





そう言って、席についてオレンジ・オレを再び飲んだ。






咲「・・ん。正解」






すげええという声が飛び交う。





咲「てか、紀優、記憶はなくしても好きなモノは変わらねえんだな??」






・・は?






紀「どういう意味ですか」





咲「そのまま。ほら。それ好きなんだろ?」





顎で、このオレンジ・オレを指した。






咲「それさ、記憶をなくす前にも好きだったんだぜ?」






紀「そんなの知りません。」






咲「偶然なのか?策略なのか?」





紀「あたしに聞かれても困ります。」






咲「そうかー偶然かー」





うんうんと頷いて一人で納得する南先生。








いかれてる・・・。