カキカキカキ
静かな教室の中でチョークの音だけが響く。
終わった。
ってか、書くの疲れた。
紀「これでいいのね」
そう言って、席についてオレンジ・オレを再び飲んだ。
咲「・・ん。正解」
すげええという声が飛び交う。
咲「てか、紀優、記憶はなくしても好きなモノは変わらねえんだな??」
・・は?
紀「どういう意味ですか」
咲「そのまま。ほら。それ好きなんだろ?」
顎で、このオレンジ・オレを指した。
咲「それさ、記憶をなくす前にも好きだったんだぜ?」
紀「そんなの知りません。」
咲「偶然なのか?策略なのか?」
紀「あたしに聞かれても困ります。」
咲「そうかー偶然かー」
うんうんと頷いて一人で納得する南先生。
いかれてる・・・。


