紀「一つ質問します。いいですか?」
和「あぁ。なんでもどうぞ??」
紀「あたしと理事長と南先生とその族はあたしとどんな関係なのですか?あたし、会ったこと・・・ありませんよね?先生はともかくとして、その族は」
和「・・どんな関係・・ね。・・・強いて言えば、家族に近い仲間。かな」
仲間ね・・
紀「仲間なんてどうでもいい。あたしに仲間など要らない。あたしは1匹狼です」
和「記憶を戻るのを願うよ」
と言って作り笑顔を向けた理事長。
悲しい顔。苦しみに満ちた顔。
何故その顔をあたしに向ける?
あたしは・・何かした?
本当にあたしは記憶喪失なわけ?
だとしたら何をあたしは忘れているわけ?
・・考えても思い当たる節無いわ。
もう考えるの辞めよ。


