俯いて、気を抜いてると、
いつの間にか、目の前に徹がいて顎に手を当てられ、グイッと上を向かせられた。
徹「・・クス。その顔いいね。そそるね~」
紀「っ・・・。」
お腹に、ぐっと銃口を当てられた。
徹「・・もうあきらめるの?世界一がこんなんでよくついてこられたね?」
紀「っ・・」
徹「案外、簡単だね~。もう少し頭が切れるかと思ってたけど、想像以下だよ。紀優。お前も、馬鹿姉貴と結局一緒なんだな。」
・・こんな時に・・和が・・咲哉が・・・。
なんて、・・私、人に頼ってばっかじゃん。
徹の顔が姉貴を殺した時と重なって体が震える。
徹「今頃俺の怖さが分かってきた?」
紀「っ・・・・」
私の腹にさらにぐっと銃口を押し付ける徹。
紀「・・貴方は・・悲しい」


