私は、全てを辰喜に教えた。
辰『・・まじ・・』
紀「これだよ・・。私に教える為だけだよ。・・辰喜、指示宜しく」
辰『・・・・』
そうだよね。
こっちが不利だもの。
紀「辰喜、これは今までより遥かにキツイ。勝てる可能性は・・・数パーセントだと思う。でも、・・浪駕を守る為に・・戦うんだ。・・辰喜、終わったらそっちへ向かうから」
辰『・・・あぁ』
辰喜の返事は、聞こえるか聞こえないかの小さな声だった。
紀「・・後、ツウに病院の手配しとく。車もね。何時でも運べるように。・・下っ端にもよろしく。」
そう言って、私は切った。
そして、ヴーヴーとまた鳴った携帯。
それは非通知。
紀「もしもし」


