<完>孤独な姫さんは世界一の総長 上




私は、全てを辰喜に教えた。




辰『・・まじ・・』






紀「これだよ・・。私に教える為だけだよ。・・辰喜、指示宜しく」





辰『・・・・』






そうだよね。




こっちが不利だもの。





紀「辰喜、これは今までより遥かにキツイ。勝てる可能性は・・・数パーセントだと思う。でも、・・浪駕を守る為に・・戦うんだ。・・辰喜、終わったらそっちへ向かうから」





辰『・・・あぁ』






辰喜の返事は、聞こえるか聞こえないかの小さな声だった。






紀「・・後、ツウに病院の手配しとく。車もね。何時でも運べるように。・・下っ端にもよろしく。」





そう言って、私は切った。








そして、ヴーヴーとまた鳴った携帯。







それは非通知。








紀「もしもし」