<完>孤独な姫さんは世界一の総長 上






辰『・・紀優は、普段、不在だとしても近辺に居るからすぐ駆けつけて結果は負けになる。でも、今は此処にいない。・・だからじゃない?』





何故、私が不在って分かるの?





・・分からない。





脳裏に、一瞬炎硫が過った。




紀「まさか・・・でも、そしたら・・」






辰『・・紀優?』





だって・・あいつらは・・敵同士だ。





犬猿の仲のはず・・。






その時、姉貴の言葉が脳に過る。






ーー『例え、仲が悪くても共通の敵を倒すためなら・・組むことだってある。特に組がついていないとこね。コレ、覚えときな?絶対、役に立つから』