<完>孤独な姫さんは世界一の総長 上






カ「あたしにはさ?陸玖たちがいるし、守ってくれるし・・ね?」





ドン





後ろにはフェンスがある。




逃げ場がない・・





もう・・頭がパニック状態だ。





巻き込みたくない・・





そう思っているうちに、私は震えていた。





紀「・・止めて。貴方を巻き込みたくない・・」




でも・・




パシ





紀「!!」





カ「ね?大丈夫でしょ??」




といって、カナという人は私の手首を握った。





紀「・・後悔するよ。私を触ったことを・・」





カ「??」




と頭をかしげるカナという人。






その時――