好き。この言葉で全部が消えるの?
辰『確かに、怨むヤツもいるだろう』
辰喜の言葉が心に深く刺さる。
辰『でも、あいつらはそれを消してしまうほど紀優が好きなんだ。・・それに、あいつらは、「自分より、紀優の方が何十倍も辛い。自分の気持ちより、紀優の方が重いんだ」って思ってんじゃない?』
…皆。
辰『まぁ・・詳しくは聞いてないけど・・それ言ってたのが、嶽だ。』
嶽(タケ)は、次期幹部になる優秀な・・心も広い皆から好かれる人。
紀「・・私より大人だな・・」
辰『そうかも・・しれないな』
・・そこは否定しようね?


