<完>孤独な姫さんは世界一の総長 上






私の願いが叶ったのか、雁が馬鹿なのかは定かではないが、



転倒したのは事実で。





カ「ハハハハハハッハッハ・・ひぃひぃ~ククックック・・」




陸「クスクス」




紀「クス」




雁「いってぇ~・・擦りむいたし・・わ・・笑うんじゃねぇ~!!ペッペ・・口がジャリジャリする..」




過呼吸になりそうなくらい大爆笑しているのは勿論カナ。




そして、全身砂まみれになっているのは雁。




カ「ハハハッハま・・まさかヒィヒィ・・雁が転ぶなんて・・クックックック」




陸「・・紀優の願い当たったね」




紀「・・でしょ」




雁「カナ、笑いすぎだろ!!・・紀優、怖い」




紀「ホントに転ぶなんて思わないよ」





・・普通は。




陸「・・計算したとか?」





雁「なわけねーだろ・・」




カ「あ、陽介のヤツ始まる!!」