<完>孤独な姫さんは世界一の総長 上








私は、下っ端からの挨拶を無視し、倉庫を出るともう準備満タンの大輝。






大「ほら。ヘルメット。」






そうして渡されたメットを被ってヒョイっとバイクに乗った。




すると、驚いた表情をする大輝。





あ、此処でも演技しないといけないんだっけ?




大「・・バイク、慣れてるのか?・・まだ俺らの事思い出して無いんだろ?」





思い出したけどね。





紀「・・姉が暴走族でよく後ろに乗ってたから」





大「え!?紗奈恵さん見つかったのか!?」





紀「・・それ、とっくの昔の事。」





大「・・そうか。元気にしてるのか?」





紀「貴方に話す理由は無い」





ごめんね。大輝。



大「・・いくか」



そう言ってバイクを発進させる大輝。





そう。姉貴は、世間的には昔から今でも行方不明って言うことになっている。





ホントは、私の腕の中で死んだけど。





死んだことは、誰も知らない。






知っている人は私が始末した。






殺して無いよ?アイツラが姿をくらましただけ。







今や、死んでるかも知らないよ。