<完>孤独な姫さんは世界一の総長 上






紀「・・正解。その箱はまだ、開けないほうがいいと思う。それは、私のため。それと皆のため」



辰「・・・・紀優」




紀「だから・・浪駕の記憶がある箱はまだ封印しとく。」





辰「・・・紀優、お願いがあるんだ」




紀「何?」




辰「・・どこにも行くな」




紀優は、表情を変えず・・




紀「・・さぁ。どうだろうね。」





と言って、また規則正しい寝息を立てた。






・・紀優、嘘ついて寝るなよ。





俺、分かったよ。






もう、・・・・全て思い出したことを。





あの事件も・・俺らの事も。





だから、願いに曖昧な答えを出したんだろ?




何年も一緒の幼馴染の勘、舐めるなよ。





・・紀優が、近くて・・遠い。






辰喜side終わり