「むっ!人の顔見て驚くなんて失礼よ!昨日も会って話してるんだから、慣れなさいよ」




「んなこと言ったって……」



「何よ?」



「いや、別に……」



「あっそ」

俺はマジマジとナナを見てしまう。





今でも信じられない。



妖精が俺の目の前にいるなんて……。



本当に夢なんじゃないかって……。