「誠~?早くしないと遅刻するよーー!!」
幼なじみの愛羅が、俺を急かす。




あーもーうるさいな。


今支度してるっつーの!!




「うっせーな。ちょっと待てよ!」


「何よ!その言い方!?」



ガコン。



スクールバッグを俺にぶつけてきた。