secret Life

こう思えるってことは、俺の中の「何か」か変わり始めているのか?



いや、それはまだよく分からないけど。



これからの試練を一つ一つ乗り越えていくたびに。


その謎も解けるよな?



「さて……そろそろ休み時間も終わるし、教室戻ろうか?」



「うん」

俺たちは教室に戻ろうと屋上から立ち去った。


途中の階段を下りた、その時ーー。


目の前に飛び込んできたのは。


一人の女の子が両手で顔を覆い、泣き崩れている姿だった。



愛羅の親友で、希良恵美(キラ エミ)だった。