どうしよう、どうしよう!
杏奈は慌てふためいていたが、光子は、落ち着いていた。
「池上くん、なぜ急に私が別人のような姿になったか、知りたくない?」
その言葉に、勇吾が足を止める。勇吾も少なからず気にはなっていたらしい。
「それはね、全知全能の神、マリア様が願いを叶えてくれたからなの」
光子は、昨日杏奈に話したように、あの古ぼけたトイレで起きたこと、さらにマリア様を呼びだすための十戒などを、饒舌に語り切った。
途中で帰ってしまうんじゃないかと、杏奈はヒヤヒヤしていたが、勇吾は話にききいっていた。
やはり、使い人となった光子の言葉には、人を惹きつけてやまない、なにかがあるようだ。
「そして、私は石森さんに幸せを分けたの。石森さんは、ケータイ小説の人気作家になるという願いを叶えてもらったわ。ねっ、石森さん?」
光子が、こちらを向いて微笑んできたので、杏奈はうなずき、携帯電話の画面を見せた。
杏奈は慌てふためいていたが、光子は、落ち着いていた。
「池上くん、なぜ急に私が別人のような姿になったか、知りたくない?」
その言葉に、勇吾が足を止める。勇吾も少なからず気にはなっていたらしい。
「それはね、全知全能の神、マリア様が願いを叶えてくれたからなの」
光子は、昨日杏奈に話したように、あの古ぼけたトイレで起きたこと、さらにマリア様を呼びだすための十戒などを、饒舌に語り切った。
途中で帰ってしまうんじゃないかと、杏奈はヒヤヒヤしていたが、勇吾は話にききいっていた。
やはり、使い人となった光子の言葉には、人を惹きつけてやまない、なにかがあるようだ。
「そして、私は石森さんに幸せを分けたの。石森さんは、ケータイ小説の人気作家になるという願いを叶えてもらったわ。ねっ、石森さん?」
光子が、こちらを向いて微笑んできたので、杏奈はうなずき、携帯電話の画面を見せた。

